中学受験の準備を始めるのは、早いに越したことはありません。 ただ、中学受験の成功に必要なのは早期学習や先取り教育ではなく、“学力のベース”が大きくなるような親の働きかけです。
もともと中学受験とは、子どもの成長にとって「不自然」さをもったものです。その不自然な世界と付き合うのに小学校4年生になってから、急に無理をさせるのが良いのでしょうか?それとも幼少期からうまく準備を整えて、子ども自身の成長を促すことで「ゆるやかに無理をさせる」のが良いのでしょうか?小川は、断然後者をオススメします。
「ゆるやかに無理をさせる」ということは、【中学受験で燃え尽きてしまわない】【塾の勉強でつまずかせない】【勉強嫌いにさせない】この3つを実現させるための知恵でもあります。
「遊びと勉強を線引きしない」「やる気のない子どもなどいない」「紙と鉛筆だけで子どもが賢くなる遊び方」など、これまで中学受験指導で多くの子どもを難関校に合格させてきた小川が、効果的かつ具体的な方法を伝授します。
(目次より)
第1章中学受験ではどんな力が必要か
第2章どんなことでも学びにつなげる親のかかわり
第3章高学年でグンと伸びる[タイプ別]学習法
第4章最初が肝心!勉強嫌いにさせないコツ
第5章頭のいい子が育つ環境づくり